2025年4月21日

いつも当院のホームページをご覧くださりありがとうございます。院長の守谷洋です。最近、大腸検査のお問い合わせが増えており、当院でもよりクオリティーの高い検査ができますように、連日スタッフと協議しております。当院でも約8年ぶり??の大腸検査導入で、環境整備を急ピッチで行っております。今回は大腸検査の前処置(腸管をキレイにする)の一つ、前日の食事について解説していきます。大腸カメラを行う上で一番大事なのが、この前処置です。大腸の中に便や残渣が貯留していると、腸粘膜の観察が不十分となり、ポリープを見逃したり、正確な診断ができなくなる可能性が高くなります。また検査時間も長くなり、患者様にとってもつらい検査となってしまいます。私のモットーは「安全かつ苦痛の少ない短時間での挿入と治療」です。そのためには良好な前処置が必要不可欠です。大腸検査前は通常、消化されにくい食物繊維(山菜、きのこ、とうもろこし、ネギ、果物の皮・種など・・)の多い食品は避けて頂く必要があります。しかし、前日・前々日より上記食事の調整は難しい場合が多々あるため、私は前日の大腸検査用の検査食を強くおすすめしております。これまでの経験上、検査食を食べた方が明らかに腸がキレイになります・・・。現在様々な食品加工会社より大腸検査の検査食を販売しており、私も興味本位で様々な検査食をこれまで試食しました。その中でキューピー(あのマヨネーズで有名な会社です!)が販売している大腸検査用の検査食「クリアスルー」が一番良いかなと思っております。

これは通常のドラッグストアやコンビニには売っておらず、大きな病院では院内で販売していることもありますが、じつはなかなか手に入れることはできません・・・。そこで当院では大腸検査をうけて頂ける方に、隣接している院外薬局の「あいあい薬局」で「クリアスルー」を買えるように手配しました。

昼・夜食の2食セットで1400円(税込)、朝・昼・夜食の3食セットで1700円(税込)で4月23日以降に販売しております(ほぼ定価です)。検査食を是非活用していただき、良好な前処置を行っていただけたら嬉しい限りです。今後とも何卒よろしくお願いします。
医療法人社団 守谷内科医院 理事長・院長 守谷 洋